自分と話すということ

自分と話すということ。「私は何を感じ、何を思っているのだろう」という疑問がふと現れて、自分に問いかける。そして、自分が答えて、対話する。こんな単純なことがなかなかできなかった。
べき思考
例えばこんな風に狡猾に自己との対話を避けてしまっていたのである。
「自己と対話しなくちゃいけない。」
「こうしなくちゃいけない。ああしなくちゃいけない。」
「こう答えなくちゃならない。ああ答えなくちゃならない。」等々。
これらの強迫性や「べき思考」で全て動いていた私の精神は本当の自己との対話などしていなかったのである。自己との対話を行うことは、自己否定をしている人にはものすごく難しいことなのかもしれない。
天命を生きる
ものすごくシンプルなことなのだけれど。
「どうすればいいのか」じゃなくて、
「どうしたいのか」だということ。
きっとこのことがとても大事だと思う。自分のことを知ることはとても怖いことかもしれない。でも、その恐怖を覚悟して、捨て身の覚悟で自分のことを知り、自分と一つになることが本当の天命というものなのかもしれない。
※自分と一つになることについて
自分と一つになることについては、『目的の遂行』でも書いてみています。