自他をわけたところに存在する愛は偽物の愛である

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私がいて貴方がいる。私が貴方を愛すると人が言うとき、それは偽物の愛である。

本当に愛しているとき、その愛は言葉では表現できないものである。

愛という強烈な感覚があるだけであり、そこには私も貴方も存在しない。

私は貴方を愛しているなどと頭で考え、私とあなたを二分化してしまうと、愛はその陳腐な観念の中に消えてしまう。

愛するというとき、それは一人の人を愛するということではないのである。愛するという行為はそんな限定されたものではなく、現在感じることのできるあのとてつもない感覚そのもののことなのである。

それは時間を含まない。それに時間を与えてしまうと愛という太陽は時間という雲に覆い隠されてしまう。

愛を直接に感じるには、愛を思考でつかんではならないのである。愛は〇〇であると決めつけてはならないのである。

あの雲は太陽ではないのである。自他をわけたところに存在する愛は偽物の愛なのである。