理想を自分に無理強いしてしまう人の心の傾向とその危険性について 強迫的な理想の追求はより大きな挫折と絶望感をもたらす

2017年11月11日

完璧主義な人や、心理的な恐怖に怯えている人は自分自身に無理強いをしてしまうことが多いかと思います。しかし、自分自身に無理強いをすることは、叶えたい理想と真逆の結果を生み出すのです。

例えば、成功することを理想にして、自己に様々なことを無理強いするとします。

  • 早く目的を達成するために一日に多くの課題を自分に課す 等

しかし、恐らく多くの課題を達成するという理想は達成されないでことしょう、身体は簡単には思うように動いてくれません。1日10個、自分に課題を課したとしても1個しか出来ないなんてよくあります。そして、そんな自分に絶望する結果に終わるのです。

毎日毎日、自分に鞭打って勉強をするのですが、必死過ぎて、休憩することさえ罪悪感に感じるほどです。なので、体はどんどん体調を崩し、その分、勉強が捗らなくなるのです。例え、そこから学びを得ることができ、しっかりと休憩を取るようにしたとしても、一向に目的へたどり着けないことに毎日落胆し、イライラします。理想と現実のギャップが激しいのです。自分自身に無理強いをすることは、全てにおいて良くない結果をもたらすのです。

  • 健康になろうと思って、菜食を貫こうとすると逆に体を壊してしまう人がいます。
  • 毎日マラソンをして、靭帯を損傷してしまう人がいます。
  • 「全人類に優しくしなくてはならない」と思い、無差別に優しく接しすぎて疲れ切ってしまう人がいます。
  • 「学校の宿題を完璧にこなさなければならない」といって机の前に自分自身を縛り付け、ストレスで髪の毛が抜けてしまう人がいます。

そして、全てが逆の結果になってしまうのです。理想通りにならないどころか、むしろ理想とは真逆の結果を招いてしまうのです。理想に執着し、自分自身に無理強いをすることは、本当に様々な害悪を招きます。

  • 友達との関わりをシャットアウトする
  • 思いやりがなくなる
  • 全ての人間関係を放棄する
  • 怒りっぽくなる
  • 精神不安定になる 等々

何故こんなにも、病的に何かを目指したり何かになろうとするのでしょうか。それは、愛されないことへの恐怖から来ているのではないかと思います。愛されないことが、恐怖であり、人から非難を受けることや攻撃されることがとても耐えられないので、それを回避するために、病的な努力を自分自身に強いるのです。しかし、それは当人の不安も恐怖を解消してくれないどころか、どうしようもない絶望感を増幅させるだけなのです。

Posted by kazuki