一貫性の原理というものが厄介者である

一貫性の原理というものがある。要旨を簡単に述べておくと、一貫した行動からそれてしまうことを精神が無意識的に拒むというものである。これは、良い習慣にも悪い習慣にも当てはまるもので、厄介なのは悪い習慣にこの一貫性の法則が働くことだ。

この無意識に一貫性の法則が働いていることに自覚できないと、この悪い習慣を解消することはまず不可能に近いのだが、もし、この無意識を意識上に引き上げ自覚ができたとしても、それを即座に解消するのは至難の業なのだ。

例えば、悪い習慣を例に取るとわかりやすい。悪い習慣を治そうとしても、なかなか治らないものである。そして治そうとすると体と精神が拒み、よほどの決心と決意を持って「腹を決めて」決断をしない限りその悪い習慣を変革することはできないのである。

いざ、その決意をしようと思うと、面白いことに自分自身の無意識が人格を持って現れてくるように拒むことがある。これは、非常に面白い体験である。私がいるのに私が拒むという分離した感覚を味わうことができるからである。

私の中の無意識が固有の生命を得たかのように勝手に動き出すその様を見ることは本当に不思議な感覚になるものである。即座にその悪い習慣を断ち切れればよいのだが。

そんな能力を何とかして身につけたいと思う今日このごろなのである。

Posted by kazuki