挑戦に対する失敗を非難する人々の心理

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何事も経験してみなきゃ本当の実感は得られない。このことを理解している人は、挑戦し失敗している仲間に対して、非難などしないだろう。挑戦し、実感し、熟考し、学び、成長していく仲間のことを誇らしくさえ思うであろう。

失敗を非難する人がたくさんいるが、そのような人は何故非難をするのだろうか。それは、恐らく、自分の事を正しいと思いたいその人のエゴによるものであると思われる。

それは、相手のためなど思っておらず、全て自分のためである。自分のために相手を非難し、満足しているエゴなのである。

いろいろなことを好奇心のままに挑戦してみることは素晴らしいことである。それは、経験と自信と生きる力をその人に与え、健全な人間へ、より自信に満ちた人の気持ちのわかる人へと成長させてくれる。

この成長と、喜びと自立に必要な最も大切な生命のエネルギーを非難し、侮辱し、見下す人は、エゴである。

エゴとは、全的にこの生命を生きれずに怯え、それから逃避し、自分の中に作り上げた偽善の虚偽の自尊心にしがみつき、それを必死に正当化しようとするその人の人格そのもののことである。すなわち、自己を正当化するために、他者を非難し一人で満足しているのである。これは他者の人間性を尊重せずに、人間をものとして利用する人全てに当てはまることである。

人はこのことをいち早く理解し、その非難から自らを解き放ち、自立の一歩を踏み出さなくてはならない。これらの非難に怯え、自己防衛をしてしまうと、人は自分の中のエゴを強化することになってしまう。これはなんとしても避けなければならないのである。

一つ忘れてはならないのは、このエゴに支配された人々は不幸な境遇に育ち、心に愛がなく、愛に満たされておらず、本当に寂しく辛い思いをし、毎日毎日恐怖に怯えているから、エゴを強化しているということである。

だから決してそれら、非難してくる人々を非難してはならない。非難とは理解をやめた人の行うことである。* 「本当の観察と理解は存在の全肯定がないところに存在できない